著者: 東嶋 和子

タイトル: メロンパンの真実


ジャーナリストの東嶋和子さんがメロンパンの起源に
迫っていく「メロンパンの真実」を読みました。

詳しい起源に関しては、実際に本を読んでいただくとして…
驚きの結果、というよりは「そうなんだ」と
薄く思わせるような結果でした。
ただ東嶋さんの語り口がとてもやさしくて楽しくて、
面白い本でした。多くのメロンパンが紹介されていて、
メロンパンリストとして眺めるのも面白いです。

僕の知らないメロンパンがいっぱい載っていたので
今後の参考にさせていただきます。
この本を読んで、なによりも東嶋和子さんの
バイタリティに圧倒されました。疑問を感じ、興味をもち、
様々な場所に出向いて、いろんな人に取材するパワーは
いったいどこから出てくるのだろう。
(あとがきのために「トリビアの泉」のスタッフに
問い合わせたりして、デイリーポータルZ並みのパワー!)

そもそも東嶋さんは科学ジャーナリストということで、
他に上梓された本は「この病院で最新治療」とか
「遺伝子時代の基礎知識」とか全然メロンパンからは
想像できない内容でビックリ。会ってみたいな、東嶋さん。